導入したい!福利厚生が充実している企業ベストランキング30を紹介

福利厚生は、従業員のモチベーションや定着率に直結する大切な要素です。特に優秀な人材を引き寄せ、競争力を高めるためには、求職者や社員にとって魅力的な福利厚生制度を整えることが求められています。そこで

他の企業ではどんな福利厚生を導入しているの?

一般的にどんな福利厚生が人気なの?

そんなあなたに、この記事では福利厚生が充実している企業について、大手、中小、ベンチャー企業に分けてランキング形式でご紹介します。ぜひ、この記事を読んで魅力的な福利厚生を見つけてください。

目次

ランキングの定義について

このランキングは、企業の福利厚生の充実度を独自の視点から評価したものです。主に以下の2つのポイントに注目しています。

  • 導入されている福利厚生制度の数
  • 各制度の補助率や支援の程度

これらを組み合わせて総合的な充実度で算出しています。ただし、単に数値だけで評価しているわけではありません。各企業が持つユニークな制度や、どれだけ魅力的な制度なのかを考慮して判断しました。

従業員の満足度や、従業員に対する企業の姿勢が反映されたものになっているので、ぜひ参考にしてください!

福利厚生が充実している企業ランキング【大手企業】

福利厚生の充実は、優秀な人材の獲得にも大きく寄与します。

特に求職者から人気の企業は、大手ならではの豊富な資金力をいかし、満足度の高い福利厚生を提供しています。従業員の生活の質をあげ、仕事とプライベートのバランスを支え、みんなが働きやすい環境を整えています。

では、福利厚生が充実している大手企業トップ10をご紹介します。

1. ソニーグループ株式会社

  • 福利厚生制度 約30種類(当社調べ)
  • 充実した育児 最大2年間の育児休職(当社調べ)
  • フレックスタイム制度 コアタイムなしの完全フレックス(当社調べ)
  • 社内ベンチャー制度 最大1億円の資金支援(当社調べ)
  • 豊富な研修プログラム 年間約10万円相当のポイント付与

公式サイト:ソニーグループ株式会社

ソニーグループは、福利厚生制度が約30種類と大手の中でも数が多いのが特徴です。育児へのサポートも手厚く、社内ベンチャー制度では、なんと最大1億円の支援を受けられることも!成長したい人には最適な環境です。

2. トヨタ自動車株式会社

  • 福利厚生制度数 約25種類(当社調べ)
  • 従業員持株制度 購入額の10%を会社が補助(当社調べ)
  • 充実した健康管理サポート 年1回の無料人間ドック(当社調べ)
  • 社宅・寮の提供 家賃の50-70%を会社が補助(当社調べ)
  • 自社製品の社員割引 新車購入時15-20%割引(当社調べ)

公式サイト: トヨタ自動車株式会社

トヨタは、「安定と健康管理」のサポートが手厚いのが特徴です。年1回の無料人間ドックで社員の健康を管理、社宅・寮は50%から70%もの家賃補助があるので、社員にとって嬉しい福利厚生が揃っています!

3. 株式会社リクルートホールディングス

  • 福利厚生制度数 約20種類(当社調べ)
  • フリーアドレス制 全オフィスで導入(当社調べ)
  • 副業・兼業の容認 年間収入1000万円まで可能(当社調べ)
  • 充実した育児支援制度 最大2年間の育児休業、復職後の短時間勤務制度(当社調べ)
  • 社内起業支援制度  最大5000万円の資金支援(当社調べ)

公式サイト: 株式会社リクルートホールディングス

リクルートは、柔軟な働き方とキャリアの可能性を大切にしています。全オフィスでフリーアドレス制を導入しているので、どこでも働けますし、副業も年収1000万円までOKという自由さも魅力的。起業したい人には社内で最大5000万円の支援もあり、自分の可能性を追求することができます。

4. 日本電信電話株式会社(NTT)

  • 福利厚生制度数 約28種類(当社調べ)
  • テレワーク制度 週4日まで可能(当社調べ)
  • 充実した福利厚生施設 全国約100カ所の保養所(当社調べ)
  • 育児・介護支援制度 最大3年間の育児休職、介護休職制度(当社調べ)
  • 自己啓発支援制度 年間最大30万円の補助(当社調べ)

公式サイト: 日本電信電話株式会社(NTT)

テレワークは週4日までOK、さらに全国100カ所以上の保養所で家族とゆっくり過ごせます。育児や自己啓発にも力を入れていて、長期で働きたい人にはありがたいですね。

5. サントリーホールディングス株式会社

  • 福利厚生制度数 約22種類(当社調べ)
  • 充実した休暇制度 年間休日121日、最大24日の有給休暇(当社調べ)
  • 健康の推進 健康診断費用全額会社負担、メンタルヘルスケア(当社調べ)
  • 社員食堂の充実 健康的なメニューを低価格で提供(当社調べ)
  • 自社製品の社員割引 30-50%割引(当社調べ)

公式サイト: サントリーホールディングス株式会社

サントリーは、健康重視の福利厚生が特徴的です。健康診断費用は全額負担で、社員食堂では栄養バランスが考えられた食事が低価格で提供されています。加えて、年間休日121日で、プライベートも充実できる働きやすい環境です。

6. 株式会社日立製作所

  • ワークライフバランス支援制度
  • グローバル人材育成プログラム
  • 充実した福利厚生施設
  • 従業員持株制度

公式サイト: 株式会社日立製作所

7. パナソニック株式会社

  • フレックスタイム制度
  • 充実した育児・介護支援
  • 自己啓発支援制度
  • 社内ベンチャー制度

公式サイト: パナソニック株式会社 | Panasonic

8. 株式会社資生堂

  • 美容・健康サポート
  • 充実した育児支援制度
  • フレックスタイム制度
  • 自社製品の社員割引

公式サイト: 株式会社資生堂

9. 株式会社ヤクルト本社

  • 充実した健康管理サポート
  • 育児・介護支援制度
  • 従業員持株制度
  • 自社製品の社員割引

公式サイト: 株式会社ヤクルト

10. 株式会社ニトリホールディングス

  • 充実した研修制度
  • 社宅・寮の提供
  • 従業員持株制度
  • 自社製品の社員割引

公式サイト: 株式会社ニトリホールディングス

特に大手企業では、その資金力とリソースの豊富さで、従業員のニーズに応じてさまざまな福利厚生を提供しています。

仕事と私生活のバランスを支えることで、よりパフォーマンスの高い仕事ができるようになり、それが企業の発展へと繋がっていきます。

福利厚生が充実している企業ランキング【ベンチャー企業】

ベンチャー企業では、大企業にはないようなユニークな福利厚生制度を提供し、テレビやネット記事なあどで注目を集めることも多々あります。従業員の多様なニーズに応え、個人の成長と会社の発展を同時に実現する取り組みを行っているのが特徴です。

従来の制度にとらわれない柔軟な発想で、従業員一人ひとりの生活に寄り添った支援を提供し、働きがいのある環境づくりを目指している企業もたくさんあります。

それでは、福利厚生が充実しているベンチャー企業トップ10を見ていきましょう。

1. 株式会社サイバーエージェント

公式サイト: 株式会社サイバーエージェント

「2駅ルール」と呼ばれる住宅手当では、職場の近くに住めば最大月7万円の支援がもらえます。また、育児休業中も基本給が100%支給されるため、子育てと仕事を両立しやすい環境が整っています。

2. 株式会社メルカリ

  • 福利厚生制度数 約25種類(当社調べ)
  • リモートワーク制度 月額最大3万円(当社調べ)
  • 自由な休暇取得制度 年間10日の有給病気休暇(当社調べ)

公式サイト: 株式会社メルカリ

メルカリは、リモートワークを支援するために月額3万円の手当を支給しています。さらに、間10日間の病気休暇もあるため、体調管理に気を使いやすい環境です。自由で柔軟な働き方を重視しており、リモートでも安心して働ける仕組みが整っています。

3. LINEヤフー株式会社

  • 福利厚生制度数 約20種類(当社調べ)
  • 充実した健康管理サポート 年間10万円の補助(当社調べ)
  • 社内コミュニケーション促進イベント 年間予算あり(当社調べ)

公式サイト: LINEヤフー株式会社

LINEでは、健康管理のために年間10万円の補助が支給されます。また、社内イベントにも予算が設けられており、社員同士のコミュニケーションが活発になる工夫がされています。福利厚生が健康と人間関係の両面に配慮しているところが特徴的です。

4. Preferred Networks

  • 福利厚生制度数 約15種類(当社調べ)
  • 柔軟な勤務時間 コアタイムなしのフレックス(当社調べ)
  • 充実した研究開発環境 最新機材の提供(当社調べ)
  • 社員の自己啓発支援 年間30万円まで補助(当社調べ)

公式サイト: Preferred Networks

研究・開発を支援する環境が充実しています。勤務時間はコアタイムなしのフレックス制で、最新機材の提供もあるため、社員は自分のペースで集中して研究に取り組めます。技術系のプロフェッショナルにとって理想的な職場です。

5. SmartHR

  • 福利厚生制度数 約20種類(当社調べ)
  • リモートワーク手当 月額1万円(当社調べ)
  • 書籍購入支援 月額1万円まで全額補助(当社調べ)

公式サイト: SmartHR

SmartHRは、リモートワーク手当が毎月1万円支給されます。さらに、月額1万円までの書籍購入を全額補助してくれるため、自己啓発や知識向上に積極的に取り組む社員を応援しています。学び続けたい人にはうれしいサポートですね

6. Sansan

  • 副業推奨制度
  • 社内ベンチャー制度
  • フレックスタイム制度

公式サイト: Sansan

7. 株式会社ZOZO

  • 充実した育児・介護支援
  • 社内公募制度
  • 健康増進プログラム

公式サイト: 株式会社ZOZO↗

8. Wantedly株式会社

  • フルリモートワーク可能
  • 自由な休暇取得
  • 社内副業制度

公式サイト: ウォンテッドリー株式会社 | 企業情報↗

9. freee株式会社

  • フレックスタイム制度
  • リモートワーク推進
  • 自己啓発支援制度

公式サイト: freee株式会社

10. ラクスル株式会社

  • 在宅勤務制度
  • 社内ベンチャー制度
  • 充実した研修プログラム

公式サイト: ラクスル株式会社

ベンチャー企業は、大企業とは違うアプローチで従業員の満足度を高め、社員のパフォーマンスアップを目指しています。

柔軟な働き方、自己成長の支援など、さまざまなニーズに応える福利厚生を用意することで、優秀な人材の獲得を目指しています。

福利厚生が充実している企業ランキング【中小企業】

中小企業は大手企業に比べて資金力に制限があるものの、独自の工夫と一人ひとりへの配慮により、満足度の高い福利厚生制度を用意しています。大手企業に比べて従業員との距離が近いことが、中小企業ならではの特徴であり、従業員一人ひとりを大切にすることで、大企業に引けを取らない、時にはそれ以上の福利厚生を提供しています。

それでは、福利厚生が充実している中小企業トップ10を見ていきましょう。

1. イースマイルホールディングス

  • 福利厚生制度数 約25種類(当社調べ)
  • 完全週休3日制 年間休日156日以上(当社調べ)
  • 副業・兼業の推奨 副業収入の上限なし(当社調べ)
  • 充実した育児・介護支援制度 育児・介護休業中も基本給100%支給(当社調べ)

公式サイト: イースマイルホールディングス株式会社 (esmile-hd.com)

イースマイルは完全週休3日制を採用しており、年間休日はなんと156日以上!副業にも制限がなく、収入の上限もないため、自由度が高い働き方が可能です。育児や介護中も基本給100%支給されるので、ライフステージに合わせて安心して働ける環境が整っています。

2. ユーザベース

  • 福利厚生制数 約20種類(当社調べ)
  • フレックスタイム制度 コアタイムなし(当社調べ)
  • リモートワーク推進 在宅勤務手当月額5,000円(当社調べ)
  • 書籍購入支援制度 月額1万円まで全額補助(当社調べ)

公式サイト: Uzabase, inc.↗

ユーザベースは、フレックスタイム制度を取り入れており、コアタイムなしで柔軟に働けるのが魅力の1つです。また、在宅勤務手当も月額5,000円支給され、リモートワークも推進されています。さらに、月1万円までの書籍購入支援もあるため、学びをサポートしてくれる点も嬉しいですね。

3. ピクシブ

  • 福利厚生制度数 約30種類(当社調べ)
  • フルフレックス制度 出社時間自由(当社調べ)
  • 在宅勤務制度 月10日まで可能(当社調べ)
  • 充実した健康管理サポート 年間10万円の補助(当社調べ)

公式サイト: ピクシブ株式会社↗

ピクシブではフルフレックス制を導入し、出社時間は完全に自由。また、在宅勤務は月10日まで可能で、年間10万円の健康管理補助もあります。柔軟な働き方と健康サポートで、クリエイターが安心して活躍できる環境が整っています。

4. メドレー

  • 福利厚生制度数 約15種類(当社調べ)
  • 副業可能な制度 上限年収1,000万円まで(当社調べ)
  • リモートワーク推進 在宅勤務手当月額1万円(当社調べ)
  • 自己啓発支援制度 年間30万円まで補助(当社調べ)

公式サイト: 医療ヘルスケアの未来をつくる|株式会社メドレー↗

副業が年収1,000万円まで可能で、在宅勤務手当も月額1万円支給されます。自己啓発支援として年間30万円まで補助があるため、自己成長をしっかり支えてくれる会社です。

5. ビズリーチ

  • 福利厚生制度数 約20種類(当社調べ)
  • フレックスタイム制度 コアタイム11:00-15:00(当社調べ)
  • 育児・介護支援制度 短時間勤務制度あり(当社調べ)
  • 社内ベンチャー制度 最大1,000万円の支援金(当社調べ)

公式サイト: 株式会社ビズリーチ↗

ビズリーチはフレックスタイム制で、コアタイムが11:00-15:00です。育児や介護支援が充実しており、短時間勤務で働くことができます。さらに、最大1,000万円の社内ベンチャー支援があり、社内で新しい挑戦ができる環境が整っています

6. アカツキ

  • フルフレックス制度
  • リモートワーク可能
  • 充実した健康管理サポート

公式サイト: 株式会社アカツキ(Akatsuki Inc.)↗

7. ヌーラボ

  • 完全フレックスタイム制
  • フルリモートワーク可能
  • 副業・兼業の容認

公式サイト: ヌーラボ

8. ココナラ

  • フレックスタイム制度
  • リモートワーク推進
  • 自己啓発支援制度

公式サイト: ココナラ – プロが集まる日本最大級のスキルマーケット↗

9. マネーフォワード

  • フレックスタイム制度
  • 在宅勤務制度
  • 充実した育児支援

公式サイト: 株式会社マネーフォワード↗

10. グッドパッチ

  • フルフレックス制度
  • リモートワーク可能
  • 書籍購入支援制度

公式サイト: Goodpatch グッドパッチ|デザインの力を証明する↗

中小企業は、資金力に制限はあるものの、フルフレックス制度の導入などで、より柔軟な働き方を提供し、大企業に負けない魅力的な福利厚生を整えています。

中小企業だからこそ可能な、きめ細やかで人に寄り添った福利厚生が魅力的です。

まとめ

この記事では大手、ベンチャー、中小企業と分けて10社ずつご紹介しました。福利厚生は、企業が優秀な人材を獲得するための大切な要素です。

大手企業は、豊富な資金力を活かし、充実した福利厚生を提供しているのが特徴です。例えば、ソニーグループでは、充実した育児休暇を設けており、最大2年間の育児休職が可能です。多くの従業員を支えるリソースを持つ大手企業だからこそ、こうした手厚い制度を実現できるのです。

一方、ベンチャー企業では、ユニークな福利厚生を導入している事例が多くあります。大企業にはないユニークな福利厚生制度を提供することで、従業員のさまざまなニーズに応え、個人の成長と企業の発展を同時に実現する取り組みが進められています。

中小企業は、大手企業に比べて資金面での制約がありますが、その分独自の工夫を凝らし、従業員一人ひとりを大切にする姿勢が際立っています。従業員との距離が近いことが、中小企業の強みであり、一人ひとりの満足度を高められる、充実した福利厚生を実現しています。結果として、大企業に引けを取らない、あるいはそれ以上の魅力的な制度を提供している企業も少なくありません。

このように、どの企業もそれぞれ異なるアプローチで福利厚生を充実させることで、従業員の満足度を高め、企業の競争力を向上させています。福利厚生は、単なる制度の一環ではなく、企業の成長に欠かせない要素として、今後も注目され続けます。ぜひ、この記事を読んで魅力的な福利厚生を見つけてください。

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この記事を書いた人

風間 龍之介のアバター 風間 龍之介 人事コンサルタント

「人材は会社の宝であり、育てることで企業全体の成長につながる」をモットーに、これまでに多くの企業で、人材育成やキャリア開発のプロジェクトに携わってきました。

趣味は読書とランニングで、特に人材育成に関する書籍や心理学に興味があります。休日は自然の中でリフレッシュするのが好きで、最近ではプチキャンプにも挑戦中。

ぜひ、どんな小さな相談でもお気軽にご連絡ください!

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