入社したばかりで

自己紹介ってどう書けばいいの?



他の人とかぶらずに印象に残る自己紹介を書きたい・・・!
と悩んでいませんか?
ありきたりなフォーマットで書いてしまうと、読む側にもあまり印象が残らず、せっかくのチャンスがもったいないですよね。
でも実は、ちょっとした工夫を加えるだけで、自己紹介は「先輩に話しかけてもらうきっかけ」になるんです!
この記事では、新入社員として社内報に載せる自己紹介を、より魅力的に・印象深くするためのコツや、すぐに使えるテンプレートについて文字数ごとに紹介します。
「緊張するけど、ちゃんとアピールしたい!」というあなたに、ぴったりのヒントが満載です。ぜひ活用してみてください!
社内報の自己紹介で書くべき内容とは?


社内報の自己紹介は、社員同士のつながりを深める大切なきっかけになります。まずは最低限必要な情報をしっかり記載し、余裕があれば個性が伝わる情報をプラスすると、より魅力的な自己紹介になります。
必ず書くべき基本情報
この情報は自己紹介の基本となるため、必ず記載しましょう。
- 氏名(ふりがな)
- 所属部署・役職
- 入社年月日
- 担当業務・専門分野
- 顔写真(顔と名前を一致させるため)
「〇〇部の〇〇です。2024年4月に入社し、現在は〇〇業務を担当しています。」
最低限これらの情報があることで、「誰がどこで何をしているのか」が明確になり、業務のやり取りもしやすくなります。
プラスすると印象が良くなる情報
ここからは、余裕があれば加えたい情報をご紹介します。個性を出しつつ、同じ趣味の仲間を見つけたり、仕事のやりとりがスムーズになったりするのでおすすめです。
①人柄が伝わる情報(会話のきっかけになる)
仕事以外の共通点が見つかると、会話のきっかけになりやすくなります。
- 出身地
- 趣味・特技
- 好きな食べ物・音楽・映画
- 休日の過ごし方
- 学生時代の部活・サークル
例文
「趣味はカメラで、休日は風景写真を撮りに出かけています。同じ趣味の方がいたらぜひお話しましょう!」
②仕事に関する情報(やる気や経験を伝える)
「この人はどんなことが得意なのか」「どんな目標を持っているのか」が伝わり、仕事を依頼する際の参考にもなります。
- 入社理由(なぜこの会社を選んだのか)
- 前職の経験や担当業務(転職者向け)
- 仕事への意気込み・抱負
- 今後挑戦したいこと・目標
例文
「前職では営業をしていましたが、マーケティングに興味があり、この会社で新たな挑戦をしたいと考えています。」
③会社の雰囲気に合わせたユニークな情報
会社の雰囲気が伝わり、社員同士の距離が縮まりやすくなります。
- 入社して驚いたこと
- 一番好きな自社製品やサービス
- 社内でお気に入りの場所
- 社内サークルやイベントの紹介
- 社内の診断ツールの結果(性格診断など)
例文
「入社して驚いたことは、社内のフリードリンクの種類がとても豊富なことです。コーヒー好きには最高の環境です!」
【文字数別!】自己紹介のテンプレート集
社内報での自己紹介は、文字数によって伝えられる情報量が変わります。短い文では簡潔に要点を伝え、長い文では自分の個性や意気込みをしっかり伝えることが大切です。
ここでは、30字・60字・100字・200字・400字のテンプレートを紹介します。
30字の自己紹介テンプレート(短く一言で伝える)
30字の自己紹介は、名前・部署・意気込みをシンプルにまとめましょう。
「[特技や意気込み]を活かして頑張ります!」
例文
「英語を活かしてグローバルに活躍できるよう頑張ります!」
「〇〇業界は未経験ですが、前職の経験を活かして働きます!」
60字の自己紹介テンプレート(コンパクトに個性を伝える)
60字になると、出身地や趣味を少し加えることができます。
「〇〇県出身の[名前]です。[趣味や特技]が好きで、[仕事への意気込み]を大切に頑張ります。」
例文
「〇〇県出身の〇〇です。学生時代は〇〇部に所属し、英語を活かした仕事を目指しています。」
「〇〇部署の〇〇です。趣味は釣りで、休日はよく海に行きます。よろしくお願いします。」
100字の自己紹介テンプレート(仕事+趣味を盛り込む)
100字になると、業務内容や経験を詳しく書けます。
「[名前]です。[出身地・入社時期]に入社し、現在は[担当業務]をしています。[特技や過去の経験]を活かしながら、[仕事への意気込み]を大切に取り組んでいきます。」
例文
「〇〇県出身の〇〇です。大学では〇〇部で活動し、会計を担当していました。半年間の海外留学経験を活かし、グローバルな事業に貢献したいと考えています。」
「〇〇部署の〇〇です。前職では〇〇の仕事をしていました。休日は釣りが趣味なので、同じ趣味の方がいればぜひご一緒しましょう!」
200字の自己紹介テンプレート(趣味や意気込みをしっかり伝える)
200字になると、自分の性格や仕事への思いも詳しく書けます。
「[名前]です。[出身地]出身で、[入社年月]に入社しました。現在は[担当業務]を行っています。[学生時代の経験・趣味・特技]があり、特に[強み]を活かして仕事に取り組んでいきたいです。性格は[自分の特徴]で、[仕事での目標や意気込み]を大切にしています。」
例文
「〇〇部署の〇〇です。〇〇県出身で、大学では物理学を専攻していました。学生時代はスキューバダイビングサークルに所属し、海外旅行も好きでイタリアなど3カ国を訪れました。負けず嫌いな性格を活かし、どんなことにも挑戦していきたいです!」
「〇〇課の〇〇です。前職では〇〇業界で働いていましたが、新しい環境での挑戦を楽しみにしています。趣味はランニングで、休日はマラソン大会に参加することもあります。仕事でも粘り強く、最後までやり遂げることを大切にしていきます。」
400字の自己紹介テンプレート(しっかり自分をアピールする)
400字では、仕事の経験・趣味・将来の目標までしっかり書けます。
「この度入社しました[名前]です。[部署名・配属先]に所属し、現在は[担当業務]を担当しています。[出身地・学歴]の背景があり、学生時代は[部活やアルバイト経験]を通じて[学んだこと]を活かしていました。趣味は[趣味・特技]で、最近は[最近ハマっていること]を楽しんでいます。私の性格は[自分の特徴]で、[座右の銘や大切にしている考え]を胸に、仕事に取り組んでいきたいと思います。」
例文
「この度入社しました〇〇です。〇〇課の〇〇支部に所属し、現在は〇〇の業務を担当しています。大学では物理学を専攻し、宇宙物理の研究に携わっていました。学生時代はスキューバダイビングサークルに所属し、週に3回は海に潜っていました。海外旅行も好きで、特にイタリアのヴェネツィアの美しい街並みが印象に残っています。負けず嫌いな性格を活かし、この会社でも積極的に挑戦し、成果を上げていきたいです。」
「この度、〇〇部署に配属された〇〇と申します。出身は〇〇県で、前職では〇〇業界で働いていました。これまでの経験を活かし、新しい環境での成長を目指しています。趣味は写真撮影で、週末はよくカメラを持って出かけています。仕事では、常に学び続けることを大切にし、少しでも会社に貢献できるよう努力していきます。どうぞよろしくお願いします!」
社内報の自己紹介で使うと盛り上がるネタ10選
自己紹介に少しユーモアや個性的な質問を加えると、読者の興味を引きやすくなり、社内のコミュニケーションのきっかけにもなります。普段の業務では見えない一面を知ることで、社員同士の距離が縮まり、話しやすい雰囲気を作ることができます。ここでは、自己紹介に活用できる面白いネタを10個紹介します。
1.自分を色で表すとしたら?
この質問は、自分の性格や雰囲気を色に例えることで、個性を簡単に表現できます。例えば「冷静なブルー」「情熱的なレッド」「穏やかなグリーン」「自由なイエロー」など、それぞれの色に込められた意味を考えることで、その人らしさが伝わります。回答を見た人が「確かにそんな雰囲気!」と共感することも多く、話題のきっかけになりやすい質問です。
2.子どもの頃のあだ名とその理由
幼少期のあだ名には、その人の特徴やエピソードが詰まっています。「いつも走り回っていたからチーター」「丸顔だったのでおにぎり」「食べるのが早すぎて掃除機」といったユニークなエピソードが出てくると、自然と会話が弾みます。あだ名の由来を話すことで、周囲に意外な一面を知ってもらうことができるでしょう。
3.自分のキャッチコピーを考えるなら?
短い言葉で自分を表現するこの質問は、自己紹介をユニークに演出できます。「マイペースな職人」「社内の歩く辞書」「なんでも挑戦するポジティブマン」など、一言で自分の強みや個性を伝えられるため、印象に残りやすくなります。少し工夫するだけで、読む側も楽しめる内容になります。
4.人生で一番衝撃を受けた出来事
予想外の出来事や驚きの体験は、話題の中心になりやすいテーマです。「修学旅行で飛行機に乗り遅れた」「友人が実は双子だったと知った」「海外で名前を間違えられ続けた」など、ちょっとしたハプニングから大きな人生の転機まで幅広く話すことができます。個性が表れやすく、興味を引きやすい質問です。
5.好きな漫画や映画の主人公になれるなら誰?
誰もが憧れるキャラクターがいるはずです。「スパイダーマンになってビルの間を飛び回りたい」「ドラえもんの道具を使ってみたい」「名探偵コナンの推理力がほしい」など、好きな作品と合わせて話すことで、共通の趣味を持つ人とのつながりが生まれるかもしれません。
6.一週間休みがあったら何をする?
長い休みが取れたと仮定して、理想の過ごし方を考える質問です。「世界一周旅行をする」「家でのんびり本を読みたい」「DIYで家の家具を全部作り直したい」など、それぞれのライフスタイルや価値観が見えてくるため、普段の生活や趣味について知るきっかけになります。
7.好きな食べ物のベスト3とその理由
食の好みは会話が弾みやすい話題の一つです。「カレーは毎日食べても飽きない」「ラーメンは店ごとに味を研究している」「スイーツ好きで休日はカフェ巡りをしている」など、具体的なエピソードを加えることで、共通の趣味を持つ人との交流が生まれやすくなります。
8.もし一つだけ超能力を手に入れられるなら?
空を飛ぶ、時間を止める、透明人間になるなど、誰もが一度は考えたことのある質問です。「瞬間移動して通勤時間をゼロにしたい」「読心術を使って営業成績を伸ばしたい」「一日だけ動物と会話してみたい」など、自由な発想ができるため、ユーモアのある回答が生まれやすくなります。
9.人生で一度はやってみたいこと
将来の夢や挑戦したいことを語ることで、その人の価値観が伝わります。「キャンピングカーで日本一周」「本を出版する」「富士山に登る」など、大小問わずやりたいことを共有することで、同じ目標を持つ仲間が見つかるかもしれません。また、実際に経験した人からアドバイスをもらうきっかけにもなります。
10.タイムマシンで過去と未来どちらに行きたい?
「10年前に戻って学生時代をやり直したい」「100年後の未来を見てみたい」「恐竜時代に行って本物の恐竜を見たい」など、想像力を働かせた回答ができるため、楽しみながら書くことができます。未来派と過去派で意見が分かれることもあり、ちょっとした議論になることもあるかもしれません。
このように、ユーモアを交えた質問を取り入れることで、自己紹介が楽しいものになり、社内の会話が自然と生まれるきっかけにもなります。普段の業務では見えない一面を知ることで、社員同士のつながりが深まり、職場の雰囲気も明るくなるでしょう。
社内報の自己紹介で避けたいNGポイント
社内報の自己紹介は、社員同士の関係をスムーズにする大切なものですが、書き方を間違えると逆効果になることもあります。読み手に好印象を与えるためにも、以下のNGポイントを避けましょう。
1. 前職の悪口を書くのは絶対NG!
中途採用の自己紹介で特に注意が必要なのが、前職のネガティブな話です。
避けたほうがいい例
「前の会社では評価されなかったので転職しました」
「ブラック企業で大変でしたが、ようやくまともな会社に来られました」
こうした表現は、たとえ事実でも読む人に悪い印象を与えます。「この人は不満があるとすぐに口にする人かもしれない」と思われる可能性があるため、転職理由は前向きな言葉に言い換えましょう。
印象の良い伝え方
「新しい環境でスキルを活かし、成長していきたいと思い転職しました」
「これまでの経験を活かし、さらにチャレンジできる会社を選びました」
2. 必要のない情報をダラダラ話すのはNG
社内報の自己紹介は、他の社員も読むものです。必要のない情報を長々と書くと、読みにくくなり、途中で飽きられてしまうこともあります。
避けたほうがいい例
「私は〇〇県の出身です。小さい頃はサッカーが好きで、小学校時代にキャプテンを務めました。高校では県大会に出場し、大学では〇〇を専攻。卒業後は△△業界に興味を持ち、〇〇会社に就職しました。前職では〇〇の業務を担当し、今回ご縁があってこの会社に入社しました。休日は映画鑑賞が趣味で、最近は〇〇という作品にハマっています。これからよろしくお願いします!」
出身地から過去の経歴、趣味まで細かく語りすぎてしまうと、自己紹介の目的がぼやけてしまいます。
印象の良い伝え方
「〇〇県出身の△△です。前職では〇〇を担当していました。趣味はサッカー観戦で、週末は試合をチェックしています。仕事では〇〇に挑戦したいと思っています!」
要点をまとめ、無駄な情報を削ることが大切です。仕事の意気込みを中心に、コンパクトに伝えましょう。
3. 個人的な情報を詰め込みすぎるのはNG
自己紹介でプライベートな情報を入れるのは悪いことではありませんが、過度に詳しく書くのは避けましょう。特に、家族構成や個人の価値観に関することは、書く内容によっては読む側が気を遣ってしまうこともあります。
避けたほうがいい例
「子どもが反抗期で、家ではいつも怒鳴り合っています。」
「ギャンブルが趣味で、週末はほぼパチンコに行っています。」
適度に個性が伝わる範囲に留めると、親しみやすい自己紹介になります。
印象の良い伝え方
「週末は趣味のカフェ巡りを楽しんでいます。美味しいお店があればぜひ教えてください!」
4. 会社の雰囲気と合わない内容は避ける
社内報は多くの人が目にするものなので、砕けすぎた内容や内輪ネタ、個人的な政治・宗教の話などは避けたほうが無難です。
避けたほうがいい例
「将来は起業して社長になるのが目標です!(今の会社を辞める前提?)」
「休日はゲーム三昧で寝る時間も削っています(仕事に影響が出そう)」
印象の良い伝え方
「新しいことを学ぶのが好きで、最近は〇〇の勉強を始めました!」
まとめ
社内報での自己紹介って、「とりあえず書くもの」になりがちですが、実はこれからの職場で人とつながる大事なチャンスなんです。
よくあるフォーマットに当てはめるだけだと、読んだ人の印象にも残りづらくて、ちょっともったいないですよね。
でも、出身地や趣味、ちょっとしたエピソードをひとつ足すだけで、「この人と話してみたいな」と思ってもらえるきっかけになります。
名前や部署だけじゃなくて、「どんな人なのか」が少しでも伝わると、社内でのコミュニケーションもぐっとスムーズになります。
せっかくの自己紹介、ただの挨拶で終わらせるのは惜しい!
ユーモアやあなたらしさをほんの少しプラスして、読んだ人の記憶に残る自己紹介を目指してみてくださいね。